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限定的M
新刊リストに「田中芳樹」という名前を見たときに
「あー、はいはい、再刊ね」と思うようになって久しいmyuです。

それからタイトルを見て「ほらやっぱりー」というのがお約束。
創竜伝なんてもう版違いで3パターン目ですよ!
しかも表紙が田島昭宇とか思わず買い直しそうになって怖いよ!
買いませんけどね。
ノベルスと文庫だけでもうほんと……ゆるして……。

お約束もたまには裏切ってくれていいのに、と思っていたら、
年末から今月にかけて二度続けて裏切られました。
なんともこう、微妙な裏切られ方なんですが。

幻影城のは「おとーさん」単独の本じゃありませんが、
幻影城そのものが気になるので買うつもりです。
少し前の同人誌版のときは買えなくて、
きっと商業ベースで出るだろうとは思ってましたが、やっぱり。
書き下ろしで新作が入ってるというし、うれしいです。

買った、じゃないのは、この1冊で月の煩悩費を
かなり持っていかれるからです。
顔ぶれや内容を考えると高いとはちっとも思いませんけど、
1冊で6000円オーバー……
ほかにも欲しいものたくさんあるので、さすがにポンと出せません。
でも買うけど。

『とっぴんぱらりのぷぅ』は、もう3分の1くらい読みました。
再刊ではないですが、小説でもないです。
ブックガイドです。

……………………他人の書いた本紹介してる場合か!?

と全力でつっこみたい気持ちはちょっと置いといて(でも書くけど)
いまのところおもしろいので、文句は言いません。
読んできた本とか好きな本がわかるのって、
頭の中身が覗けるみたいで楽しいし。
楽しいけど(以下くどくなるので略)

名前の挙がってる本を結構読んでいて、
ああそりゃ「おとーさん」の本好きなわけだわ、と改めて納得。
好きなので(以下くどくなるので再度略)

待ち合わせの相手に連絡もなく遅刻されたら
10分くらいでキレる(へたするとそのまま帰る)のに、
文句言いながらもおとなしく20年待ってる自分に心から感心する。

しょうがないですよねー。
ほかに替えられないんだもん。

……………………。

なんかすごくたちの悪い女たらしにひっかかったようなことを
言ってないかわたし。

| | 00:58 | comments(0) | - |
石黒謙吾『エア新書』
『歴史Web』『バカ日本地図』と同じツボに入りました。
バカ企画本(褒め言葉です)という。

1ページに新書の表紙を模して著者名とタイトルと帯が、
その次のページが裏表紙で小見出し、というつくりなんですが、
この本に載ってる架空の100冊はどれも、
たしかに本屋にあったら手に取りそうです。読みたい。

……まあ、現実には書いてくれなさそうなものばかりですが(笑)
実現させる編集者がいたら尊敬する。

くすぐりを突き抜けて毒を感じるものもあるので
好き嫌いは分かれそうですけども、
わたしは結構笑いました。

脳トレになるかどうかは……わかりませんが、
その人(とかモノとか、対象)のどこを引っ張り出すか、
というのを考えるいい訓練にはなりそうです。

この本の企画の元になったらしいサイトはこちら
| | 19:43 | comments(0) | - |
強い。
最近も、じわじわ好きな声が増えたり、
ときめくツボが増えたりしてますが、
土台になってるものはもうずっと前にできたもので、
その頃からベストワンが変わりません。

頑なに「変えない」と思ってるわけじゃないのに、
新しく加わる要素がなくなって久しいのに、
それでも変わらないのがすごいなと。
自分の転び方を考えると、つくづくすごいなと。改めて。

そんなことを考える今日という日でした。
お誕生日おめでとうございますー。
| 日常 | 22:00 | comments(0) | - |
扉が……
サロン・デュ・ショコラが昨日で終わってる。

年に一度の魅惑のショコラ祭を逃しました。
25日は新宿にいたのに!
伊勢丹の前だって通ったのに!(地下だけど)

ああ……チョコレート色を見失うなんて、
どんだけ美声と浅葱色に目が眩んでたんだわたし。

金曜の夜わざわざ銀行へ走って多めに下ろしてきたのは
何のためだったんだ、とね。
パンフレット買うためじゃないから!
あの時点では寄る気満々だったのにー。

日曜の朝、新しいライダーを見たあたりで
スイッチが食から萌のほうに入ったんでしょうね。
朝っぱらからともだちと腐敗したメール送り合ってましたし。
痛恨。myu痛恨。

しかも忘れていたことを忘れていたことがまたショックです。
うああああー。うああああー。うああああー。


(しばらくお待ちください)


……よし、落ち着いた。

そもそも、チョコの話じゃないのです。
別のことを書くつもりで日付を確認するのに手帳遡ってたら
自分で書いた日程のメモを見つけて悲鳴を上げたのでした。
そりゃ悲鳴も出るわ。
こんな大事なことを完全に忘れて……忘れ……わ……


(しばらくお待ちください)


あー、マスカラ全部とれた。

そんなわけで、いま頃になって日曜日のおのれの失態に気づき、
絶望の淵からどろどろになったチョコレートの海を
どんよりした目で見つめているmyuです。
いっそ飛び込んでチョコフォンデュになってしまえたらいいのに。

ぬぐえない悲しみを怒りに変えて、
森永ダースの期間限定ストロベリーフォンデュを
ひと箱空けてやりました。
ダースと名乗ってるのに9粒しか入ってないなんて!(やつあたり)



……どうしても買い損ねたチョコのことが頭から離れないのですが、
本当は、今日到着したCDの話をしたかったのです。

どういうわけか、って100%立て続けに出演作を
見たり聞いたりしていたせいだと思いますが、
宣言してないのに「myuさんはたっつんファンですよね!」と
一方的に認定されて聞かせてもらったこちらのCDのことを。

聞いてから丁重にお返しして、結局自分でも買いました。
同人のCDとか初めて手を出したよ……!(たぶん)

何かこう、イケナイ扉が開いた音が聞こえました。

行かないから!
その扉の近くには行かないから!
そんなところまで行っちゃったらほんと収拾つかないし!

と言いながら近寄っていくのがわたしの習性なんですけどね。
われながらがっかりするほどに。

でもこれは本当に、ものすごく、すこぶる、ツボでした。
教えてくれてありがとうともだち。
キャスト的にもですが内容がたまりません。
なんか活き活きしてるし。特に主役の人。
このジャケでこんな内容だとは絶対に思わないよな……

主役の人(敢えて名前を伏せてみる)のこういうノリが
わたしは大好物です。
クールでかっこいい役もいいけど、甘い言葉を垂れ流すのもいいけど、
こういう美声の無駄遣い(いい意味で)みたいなのが一番好きー*
もっとも、これにもシリアスでかっこいいところはありますが。
だからこそのすこぶるツボ。

そして、知らないうちに周囲からファン認定されていた
たっつんこと鈴木達央さんですが、
官能昔話(なんという悪い一寸法師)と
今回のこれとで、自認しました。

わたし好きだわこの声優さん。
声もですけど、なんというか、スタンスのようなものを買う。
すっごい年下なことを知って笑いましたが
もうちょっとほかのも探してみようかと。

しかし、いつの間にか同世代が若手ではなくなってるんだなあ……
| 耳の至福 | 23:46 | comments(0) | - |
「恋華の宴・舞」
とあるイベント会場におります。
いま開演20分前です。
会場異様に暑いです。いま何月だ!?

しかもパンフレットだけでひとしきり盛り上がったので、
すでにちょっと疲れてます。
今日朝から仕事だったし……
ええ、早退しましたが。このために!

なんでパンフレットだけで疲れてるかは
また改めてあげようと思います。ではー。

------

追記。

帰っては来たものの脳加熱気味なので、一晩寝て、
脳細胞さんたちに記憶を整理してもらってきます。
なぜか翌朝のほうが細かく思い出せる人体の神秘。

でも、中井さんが可愛すぎてどうしようかと思ったことと
(どうもしないのがいいと思います)(理性のかぼそい忠告)
森田さんの殺陣がかっこよくて惚れそうになったこととだけは
今日のうちに垂れ流しておきます。
じゃないと寝てる間に脳から何かがあふれて窒息しそう。

あと直帰。じゃないチョッキ!
ウィキにも載ってる幻のチョッキ!(笑)

…………ああせっかくいい感じの余韻だったのに、
これじゃ印象が「おもしろイベント」になってしまう。
チョッキめ……!

------

さらに追記。
するついでに、記事のタイトルをイベント名に変えました。

というわけで、昨年の、DSでひたすら乙女ゲームを
プレイした中のひとつ、幕末恋華・新撰組
同シリーズ花柳剣士伝のイベントに行ってきました。
花柳剣士伝はやってませんけどねー。
PS2は残念ながらわたしの攻略対象外です。

感想だけで、細かいレポをする気はまったくないので、
そういうのをお探しの方は他の方のブログとか(たりきほんがん)
あと電撃オンラインのこことかここに出ていたので(仕事早いな!)
そちらでどうぞ。

チョッキの話は、ウィキで見つからなくなっちゃってたので
ここここで覧ください。

本当は25日昼の部に行きたかったんだ……!
けど仕事がある身なので、夜の部に。
それだって早退したわけですが、休むよりは許されるので。

言っておきますが、夜の部が不満というんじゃないですよ!
全然不満なんかないです! くれぐれも!

ただ夜の部には土方さんがいないので。
近藤・土方・山南という構図が見られないのが、ねー……
見たら見たで滅入るくせに、見られないと惜しいと思うあたり、
わたしはSなんだかMなんだか。

でも夜の部には左之助役の中井さんがいるという。
そしてその中井さんが大層可愛らしいという。

歓声が上がることに「勘違いしちゃうからやめて」と仰ってましたが、
(最後にはもう勘違いしたままでいくと開き直られてましたが)
そういうところが可愛いということを自覚されたほうがよろしかろうと。
可愛いものは可愛いですから。

トーク厭がってたわりに、隣に座っていた諏訪部さんから差し出された
三本目の刀を迷わず口にくわえたあたりはさすがでしたが。
差し出したほうもナイスアシスト。

この手のイベントだと生アフレコや朗読劇はよく見ますが、
今回は朗読部分以外にストレートプレイ、台本持たずに動きのつく
いわゆるふつうのお芝居になっている部分がありまして、
それがかなり素敵な出来でした。
そんなイベントだと思ってなかったので、なおさら。

3つの公演で続きの話らしく、夜の部はメインが山南さんで
それだけでもうわたしは相当あやうい感じでしたが、
森田さんも小西さんも舞台やる人だけあって上手いのですよー。
ちょっとした顔の角度とか、手の動きとか。
完全に芝居を観に行ってるテンションで見入りました。
題材が新選組だけに殺陣もありましたし。

ていうかみんな隊士服着てるし。

和装男子に、浅葱色のだんだら模様に反射的にときめく
わたしの心臓をぶっ壊す気ですか。
そんなガラスの心臓じゃないけど身体に悪いから!
しかもそれで撮った写真がパンフレットにずらりと載ってるという。
隊士じゃない人も着てましたけども。

最初は「3500円だと! チケットの値段の半分超えてるぞ!」と
思ったパンフレットですが、置いてあった見本を見た途端に
お財布開けてました。

あれはいいパンフレットです(てのひらがえし)
最後のほうD3の別作品の宣伝でも許しちゃう。

ちなみに、見本は、吉野さんのページが開かれてました。
お花が出演者の中でひとりだけ三つも贈られてた人のところとか
巧妙な罠すぎてこわいよ……!(笑)

漠然と、もっと浮かれた感じのイベントかなと思ってたんですが、
全体的にしっかりつくられていて、行ってよかったと思いました。

だから、変なタイミングで勝手に声出す観客がいたのが
なんだか申し訳なかったです……まあ、よくあることなんですが、
よくあることじゃいけないと思うんですよねー、アレ。
ステージ上で好きな声優さんが喋ってるのかき消してまで
歓声を上げる意味が、わたしにはさっぱりわかりません。
だってその人の姿を見に、声を聞きに来てるんでしょうに。
ぶち壊しにしてどうするんだろう……

きっとそんなつもりはなくて、好きな人と同じ空間にいることに
盛り上がりすぎて後先見えなくなってるだけなんでしょうが、
ニコ動のコメ消すボタン的なものが欲しい場面が結構ありました。
もしくは弾幕おちつけと叫びたいような。

もっとも、それを差し引いてもかなり満足ですけども。
やっぱり生はいいなー。
最近イベント控え気味だったんですが、また火が点いたような。
今年の煩悩費の割当を考え直さなくてはならないかも知れません。

それにしても去年の乙女ゲームの日々がこうも引っ張るとは……
| 耳の至福 | 18:21 | comments(0) | - |
in the pink 2
買っちゃったー*

ひと目見て衝動買いです。最近多いな衝動買い。
お金があるわけでもないのになんかこう……使いたい
ストレス溜まってますかわたし。



まあミニなので、お値段もわりとミニなんですけども。

時計や靴で人品をはかられることがあるので、年齢的には
もっと大人っぽいおねーさんな時計をしたほうがいいんでしょうが、
ホコリと水と重たいものに日常的に囲まれているもので、
打たれ強い子でないとつきあえません。怖くて。
あと派手な子が好きです。

swatchにも欲しいのあったんだけどなあ……
ミニな値段とは言え、時計する腕は1本なのでほどほどにしないと。
| 雑貨・デザイン | 20:24 | comments(0) | - |
「ヘルボーイ ゴールデン・アーミー」
本筋には触れてないはずですが、勢い余ってネタバレしてるかも
知れませんのでご注意を。

というわけで、見てきましたよトロ監督*
公式サイトはこちら(音量注意)

ファンタジーやSFを阿呆ほど読み漁ってる身からすると、
物語としては空前絶後のとか驚愕のとかいうことはない、
まあ……よくあるよねこういうの、という筋ではありました。
イレギュラーな貴種流離譚、みたいな。

問 題 は 映 像 で す よ。

序盤の人形劇風に展開される「おとぎ話」のシーンだけでも
相当素敵でしたが、トロールの市場とかもう
モス・アイズリーと同じくらいときめいたから!
魔窟っぽい狭くて古くて暗くて、そしてたぶんちょっと
いやなにおいがするであろう通りにひしめく胡散臭い店と人外!
うわーん、ママー、あそこ歩きたいようー。
ああいうの描いたら本当に映画の勝ちだと思う。

エルフがクラ○ザーさん的な白塗りってのはどうだろう
思いましたが(初見でどれだけ笑ったことか!)
見ているうちにどんどんかっこよくなってくるマジック。
ヌアダ王子かっこいいしヌアラ王女可愛いし。
ふつうの人間がかっこ悪い気すらしてきました。
まあ、これに出てくるふつうの人間は、
そもそもあまりかっこよくない立場なんですけども。

ヌアダ王子ほんとかっこいいのですよ……
序盤の独り稽古を含めたアクションシーンも美しいですが、
精霊に囁いて命じるところとか
(注:状況的にはそんな美しいシーンではありません)
犬を愛でるところとか
(注:状況的にはそんな微笑ましいシーンではありません)
いちいちうっとりしてました。

だって人物設定ストライクなんだものー!
誇り高くて猜疑心が強くて武勇に秀でてて妹大好きで父殺し。
そして美形で王子。
後半に多分にmyuビジョンが混じってますが、お気になさらず。

これでLOTR的な見るからに美エルフだったら女子大騒ぎでしょうが
パッと見ク○ウザーさんだからな……
だがそこがいいのです。むしろ敢えての白塗り。

すっかり銀の槍ことヌアダ王子にときめいてしまいましたが、
エイブラハムがまたよかったです。
もともとヘルボーイよりエイブが好きなんですよねー。
インテリだし。読書家だし。青いし。

今回はちょっとせつない感じで、ほんと可愛かった。
できれば幸せになってもらいたかったですが、
はなからフラグ立ってましたからね……

しかしわたし好きだな恋に落ちたインテリ。
知性が際立つ人の、初めて湧き上がった強い感情に知も理も
まったく役に立たず、どうしていいのやら対応しきれないまま
冷静さを失っておろおろしている姿がたまりません。
ニヤニヤする(なんだただのSか?)
| 目の喜び | 18:41 | comments(2) | - |

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